ベビーベッド

お世話になったベビーベッド
お世話になったベビーベッド

こんばんは、母です。

記事の後半に個人的な意見がありますので、不快に感じる方はスルーしてください。

 

柚子が旅立ってから、服やお風呂場セット一式など身の回りの物に手を付けられずにいました。書斎のある部屋には、最後に病院から帰宅した時で時間が止まったままのマザーズバッグが床に置かれていました。。

 

1回目の月命日の前日にテイジンさんにハイサンソとサチュレーションとボンベを返却しました。担当の方が引き取りに来てくださったので、引き渡し自体はものの10分程度で終わりました。最後はあっさりとした別れでしたが、この機械がなければ柚子は自宅に帰れなかったので、長い間本当にお世話になりました。酸素の機械と同様、柚子にはもう必要のない薬や自宅にあった投薬用のシリンジもこの日に思い切って捨てました。お空での生活に病気は無いので柚子も大嫌いな吸引がなくなってきっと嬉しいですね。

 

今月に入り四十九日法要も終え、少しずつ洋服なども片付け始めました。服をたたみながら「これを着てどこどこへ出掛けたなぁ…」など思い出すととても辛いので、なるべく心を殺して作業を進めました。押入れ用のカラーボックスに防虫剤も入れて、またいつか出番が来るまで待機です。

 

今日は朝から車で地域の粗大ごみ引取センターへ行きました。知人からお古でいただいたベビーベッドがすでに壊れていたので廃棄し、布団は洗ってお日様の下へ。NICUを退院してからこのベッドで沢山の笑顔や涙を見ました。あの頃は本当に幸せでした。思い出が詰まっていたので処分するかどうか迷いましたが、夫婦で相談して私達なりに気持ちの整理をする為に手放すことにしました。

 

まだ気持ちのアップダウンは激しく外出先でもふとした瞬間で悲しみをこらえられなくなる時がありますが、現実を受け止めていきたいと思います。

 

 

 

 

今回の記事を読んで、天使ママパパが身近にいる方に勘違いしてほしくないことがあります。それは、物を片付けることで前に進む・気持ちに区切りがつくということは決して無いことです。私達夫婦の場合は今の時期で自宅を整理することを行いましたが、もっと早くに行う方もいれば、天使ちゃんが生活していた自宅の状態を残したい方もいます。そのタイミングは悲しみの度合いでは無く、それぞれの家族に合った時期があるんだと思います。納骨や葬儀に関しても同様の事が言えます。天使ママパパに対して「前に進む為にも片付けたら? 納骨したら?」とアドバイスをしようと考えている方がいましたら、ぜひそれはやめてください。もちろん、それを言われて納得する方もいるかもしれませんが、そのタイミングは本人達が一番深く考えているはずです。

 

個人的な思考でまとまりのない文章でしたが、誤解を招かないよう補足させていただきました。乱文・長文お許しください。

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コメント: 2
  • #1

    つばさ (水曜日, 11 9月 2013 01:56)

    気持ちの整理は人それぞれのタイミングがあると思います。それでいいと私も思います。
    ただ、想い出の品整理等、極めて難しいことを助言する人はご存知の通り、悪意があるわけではなく、ただただご夫婦の笑顔がみたいだけだと思います。

    全て存じておられるとは思いますが、書かせていただきました。

    最後に誤解のないように一言、ご夫婦のタイミングで進めばいいと思います。周りから止まっているように見られても、日々生活しているだけで、お二人は進んでいるし、今をよくみていると思います。今のままで、お二人でゆっくり歩んでください。

  • #2

    seks telefony (水曜日, 01 11月 2017 02:48)

    zaciekać