6月16日(日)

母です。6月16日(日)に旦那とバトンタッチして、付き添い入院をしました。

当日13時過ぎに食料を買いためて病院に着きました。旦那からは前日の夜中から、状態をこまめにメールしてもらっていたので、挿管をすること・部屋を移動することになるとは聞いていたので、ある程度の心の準備はしていました。しかし、部屋に入るといつもと明らかに様子が違っていました。

 

16日の旦那のブログにあるように、部屋を移動してからすぐにサチュレーションがどんどん下がり始めました。いつもは100〜95くらいなのに、パッと見たら65→45→17→3(こんな感じで大幅に下がっていきました)…あまりの値の低さに頭が真っ白になり、カバンを下ろすことも出来ずに体が硬直してしまいました。はじめは上手く足についてないのかなと思い、足を見てみましたがモニターはしっかり付いています。いつも温和な旦那が聞いたことのない大声で柚子の名前を呼んでいた時、悪い夢でも見ているような気持ちで私はただ置物のように突っ立っていました。

 

そうこうしているうちに、廊下で待つように言われ、安定した頃にようやく柚子と面会出来ました。それでも挿管したことで、柚子はあとは回復していくだけだと思い、旦那と部屋で弁当を食べながら、今回は何日くらいで退院できるかね〜と予想しながら、秋以降の予定なんかを話していた気がします。

 

夕方以降、担当の看護師さんがこまめに吸引してくださり、体の向きを変えることで痰を動かしてくれました。私達にも丁寧に説明しながら作業してください、改めて勉強になりました。吸引すると血の滲んだような痰が引けて、今まで鼻先以外で流血したのを見たことがなかったので、段々と今回はとても長い入院になるのでは、と考えていました。それでも最後は時間がかかっても必ず回復して退院すると信じていました。